本醸造酒は純米酒に醸造アルコールが入ったお酒で、スッキリとした辛口の味わいが特徴です。
また、比較的リーズナブル化価格設定であるため、日本酒通に晩酌酒として長年愛されてきました。
そんな本醸造酒についておすすめの10本を以下の記事でご紹介していますので、まだご覧になられていない方は、ぜひチェックしてくださいね。

サケ丸
さやかちゃん
特別本醸造酒は本醸造酒よりも磨き上げた精米歩合60%以下の米を使用しているため、透明感のあるスッキリとした味わいが特徴です。
また、特別な製法で造られた特別本醸造酒は、まるで吟醸酒のようなフルーティーな吟醸香を放つものもあります。
さやかちゃん
そこで本記事では、誰が飲んでも美味しくいただける香味のバランスに優れた銘柄を中心に、おすすめの10本ご紹介します。
特別本醸造酒は、日本酒を始めて飲む方や、食事とのペアリングを重視される女性の方に特におすすめの日本酒ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 特別本醸造酒のおすすめ10選
- 特別本醸造酒の味や香りの特徴
- 特別本醸造酒の美味しい飲み方
- 特別本醸造酒の保存方法
目次
特別本醸造酒とは|精米歩合60%以下か特別な製法で造られた本醸造酒
本醸造酒は「米(精米歩合70%以下)・米麹・水・醸造アルコール」を原料にして造られた日本酒ですが、以下の2つの要件のどちらかを満たすと特別本醸造酒を名乗ることができます。
- 精米歩合60%以下であること
- 特別な製法で造られていること
関連記事:本醸造酒とはどんな日本酒?|純米酒との違いや美味しい飲み方をご紹介
精米歩合60%以下であること|雑味のないクリアな味わいになる
精米歩合60%以下に精米したお米で本醸造酒を造ると、特別本醸造酒を名乗ることができます。
- 吟醸酒(米 + 米麹 + 水 + 醸造アルコール)
- 特別純米酒(米 + 米麹 + 水)
- 特別本醸造酒(米 + 米麹 + 水)
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特別な製法で造られていること|蔵元こだわりの個性的な酒になる
「特別な製法」とは特に決まりがあるわけではなく、蔵元の「こだわりの製法」によって醸造されていれば特別純米酒を名乗ることができます。
- 低温で長期発酵させる
- 醪(もろみ)を絞る際に「木槽しぼり」を採用する
- 無農薬や化学肥料の使用量を抑えて栽培した酒米を使用する
サケ丸
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関連記事:日本酒のラベルの見方|ラベルはあなた好みの1本を選ぶヒントがある!
特別本醸造酒の味わい|透明感のあるスッキリとした味わいが特徴
◆精米歩合60%以下まで磨くことで雑味が少ない
特別本醸造酒は、原料のお米を精米歩合60%まで丹念に磨き上げています。
米は磨けば磨くほど雑味成分のタンパク質や脂質が少なくなりますので、特別本醸造酒は本醸造酒よりも雑味のないキレイな味わいのものが多いです。
サケ丸
◆醸造アルコールを加えることで辛口でスッキリとした味わいになる
また、特別本醸造酒には本醸造酒と同様に醸造アルコールが入っています。そのため、辛口でスッキリとした味わいのお酒に仕上がります。
主にサトウキビで造られた高濃度のアルコール。醸造アルコール自体に味や香りはなく、日本酒に入れることによってクリアな味わいになり、香りが引き立つ効果があります。
なお、醸造アルコールの詳細は、「酔いや頭痛は醸造アルコールが原因?|日本酒に醸造アルコールを入れる3つの理由」でもご紹介していますので、あわせてご覧くださいませ。
サケ丸
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特別本醸造酒の香り|穏やかなお米の香りが特徴
特別本醸造酒と原料が同じ吟醸酒は「吟醸造り」と呼ばれる製法で造られるお酒で、フルーティーで華やかな香りが特徴です。
一方、特別本醸造酒は吟醸酒と比べて香りは控えめで、わずかに果実やお米の爽やかな香りを感じることができます。
さやかちゃん
以下の記事では、フルーティーな香りが特徴の吟醸酒おすすめの10選をご紹介していますので、併せてご覧くださいませ。

特別本醸造酒のおすすめ10選|香味のバランスに優れた銘柄をピックアップ
ここでは、特別本醸造酒のおすすめ10選をご紹介します。
蔵元のこだわりの製法で造られた特別本醸造酒は、特別な記念日や大切な人への贈答品としてもピッタリなお酒です。
そこで、誰が飲んでも美味しくいただける香味のバランスに優れた銘柄を10本ピックアップしましたので、購入の際の参考にご覧ください。
①立山 特別本醸造(富山県)
魚の刺身や湯豆腐など渦足の和食を高相性で、冷酒からぬる燗まで美味しくいただくことができます。
酒米 | 山田錦・五百万石・出羽燦々 |
---|---|
精米歩合 | ★59% |
日本酒度 | +4.5 |
酸度 | 1.3 |
味わい | 辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗 |
②酔鯨 特別本醸造(高知県)
酒米 | 酒造用一般米(国産) |
---|---|
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +5.2 |
酸度 | 1.3 |
味わい | 辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗 |
③夜明け前 辰の吟 特別本醸造(長野県)
全国新酒鑑評会で金賞を何度も受賞しており、品評会でも高い評価を受けています。
酒米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +2.0 |
酸度 | 1.3 |
味わい | 辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗 |
④喜久泉 吟冠 吟醸造(青森県)
酒米 | 華吹雪 |
---|---|
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +2.0 |
酸度 | 1.4 |
味わい | 甘口 |
飲み方 | 常温 |
⑤磯自慢 特別本醸造 山田錦 生原酒(静岡県)
なお、こちらのお酒は火入れや加水がされていない生原酒ですのでアルコール度数は18.5度と若干高め。飲み口がとても軽快でついつい飲み過ぎてしまいますので、「和らぎ水」を交互に飲むことをおすすめします。
酒米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +6.0 |
酸度 | 1.2 |
味わい | やや辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗 |
⑥嘉宝蔵 極上(兵庫県)
冷酒からお燗酒まで幅広い温度帯で楽しめますので、食中酒として料理とのペアリングをお楽しみください。
酒米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +4.5 |
酸度 | - |
味わい | 超辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗・熱燗 |
⑦国稀特別本醸造 千石場所(北海道)
全国燗酒コンテストで金賞を受賞するなど、実力のある1本です。
酒米 | 五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +6.0 |
酸度 | 1.5 |
味わい | 辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗・熱燗 |
⑧勝駒本仕込 特別本醸造(富山県)
飲み口はスッキリ爽やか。わずかに甘味と酸味を伴い、後味はスッと切れていく辛味が印象的です。ぬる燗でいただくとお米の風味がふくらみますので、おすすめです。
酒米 | 富山県産五百万石55% |
---|---|
精米歩合 | 55 |
日本酒度 | +5.0 |
酸度 | 1.3 |
味わい | 辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗 |
⑨久保田 百寿(新潟県)
酒米 | 五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +6.0 |
酸度 | 1.0 |
味わい | 中辛口 |
飲み方 | 冷酒 |
⑩八海山 特別本醸造(新潟県)
酒米 | 五百万石、トドロキワセなど |
---|---|
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +4.0 |
酸度 | 1.0 |
味わい | 淡麗辛口 |
飲み方 | 冷酒・常温・ぬる燗・熱燗 |
特別本醸造酒の選び方|3つのポイントをご紹介します!
毎日の晩酌酒から贈答品まで、オールマイティといってもいいほど幅広い用途を持つ特別本醸造酒は、全国の酒蔵から自慢の銘柄が数多く販売されています。
ただ、酒販売店でずらりと並んだ商品の中から自分好みの1本を見つけ出すのはなかなか難しいですよね。
そこで、日本酒を選ぶ際のポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①原料の米で選ぶ|コメの品種や生産地でお酒の風味が変わる
特別本醸造酒の原料で使われているお米は、日本酒造りのために品種改良された「酒造好適米」が使われていることが多いです。
酒造好適米の品種によって日本酒の風味はガラリと変わります。日本酒を購入する際は、ぜひお米にも注目してみてください。
◆山田錦(やまだにしき)
山田錦は「酒米の王様」と呼ばれるほど有名な酒米です。山田錦を使って造られた日本酒は、香りが高く繊細でスッキリとした味わいが特徴です。
◆雄町(おまち)
雄町は慶応2年にはすでに栽培されていた日本最古の酒米です。雄町で造られた日本酒は、コクのある味わいと甘味と酸味のバランスに優れた日本酒に仕上がります。
◆五百万石(ごひゃくまんごく)
五百万石は、山田錦と並んで2大巨頭として君臨する有名な酒米です。味わいは淡麗でスッキリとした辛口のタイプの日本酒に仕上がるのが特徴で、新潟の端麗辛口の一端を担っています。
◆美山錦(みやまにしき)
美山錦は長野県を代表的な産地とする品種で、昭和53年に長野県農業試験場で突然変異によって生まれた比較的新しい酒米です。美山錦で造られた日本酒は、五百万石に近いスッキリとした軽快な味わいが特徴です。
さやかちゃん
関連記事:
→酒造りに特化した酒造好適米(酒米)とは?|酒米の持つ4つの性質
→【山田錦・五百万石・美山錦】は日本酒の風味が違う!|生産地で変わる酒米の特徴とは?
②甘口・辛口で選ぶ|日本酒度と酸度でお酒の甘辛が分かる
日本酒の甘口・辛口は、酒中に含まれる「日本酒度」「酸度」「アミノ酸度」によってある程度判断することができます。
特に日本酒度と酸度のバランスで日本酒の味わいが決ると言われています。
一般的に辛口タイプが多い本醸造酒ですが、中には辛味を抑えてほんのり甘味をともなう飲み口のものもありますので、瓶ラベルに記載されている数値をチェックしてみてください。
◆日本酒度|糖分の含有量を表す指標(甘口/辛口)
日本酒度は、酒中にどのくらい「糖分」が含まれているかを示す指標で、日本酒の甘辛を判断する上で最も重要な指標です。
糖分が多ければマイナスで甘口の味わいになり、反対に糖分が少なければプラスでスッキリとした辛口の日本酒になります。
+6.0以上 | +3.5~+5.9 | +1.5~+3.4 | -1.4~+1.4 | -1.5~-3.4 | -3.5~-5.9 | -6.0以上 |
大辛口 | 辛口 | やや辛口 | 普通 | やや甘口 | 甘口 | 大甘口 |
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◆酸度|酸の含有量を表す指標(濃い/薄い)
酸度は、酒中に含まれる酸(コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸)の量を示す指標で、日本酒にキレを与える効果があります。
日本酒度が同じであれば酸度が高いほうが辛口、低いほうが甘口に感じられます。
1.6以下 | 1.6~1.8 | 1.8~2.4 | 2.4以上 |
少し薄い | 普通 | 少し濃い | かなり濃い |
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◆アミノ酸度|アミノ酸の含有量を表す指標(濃厚/淡麗)
アミノ酸度は、酒中に含まれるアミノ酸の量を示す指標で、日本酒に旨味やコクを生み出す高価があります。
日本酒度が同じであれば、アミノ酸度が高いほうが甘口、低いほうが辛口の味わいになります。
1.0未満 | 1.0~2.0 | 2.0を超える |
淡麗 | 一般的 | 濃厚 |
◆日本酒度と酸度|両者のバランスから甘口・辛口を見極める
日本酒の甘口・辛口、濃厚・淡麗などの味わいは、日本酒度と酸度のバランスによって決まります。
そこで、日本酒度と酸度の値によって味わいがどのように変わるのか図にしましたので、日本酒選びの参考にしてください。

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関連記事:日本酒の甘口・辛口の違いとは?|日本酒度・酸度・アミノ酸度と味わいの関係
③精米歩合で選ぶ|精米歩合の値からでスッキリ感や濃厚感が分かる
精米歩合とは、お米の表面を削って残った酒米の割合をパーセンテージ(%)で表したものです。
例えば、精米歩合60%はお米を削ってもとの60%にした状態で、削られた部分(ぬか)は40%ということになります。
お米を削る作業は職人の高い技術が必要とされ、精米歩合の数値が低いほど高級酒に使われます。
精米歩合と日本酒の味わいには以下のような関係かあります。
- 精米歩合の値が低い(お米をたくさん削っている)
⇒淡麗でスッキリとした雑味のない味わい - 精米歩合の値が高い(お米をあまり削っていない)
⇒濃厚で深みのある味わい
サケ丸
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関連記事:精米歩合とはお米の削り具合を示す指標|精米歩合で変わる日本酒の味わいとは?
特別本醸造酒のおいしい飲み方|幅広い温度帯と食事に合わせられる
お米の旨味を感じながらもスッキリとした辛口の味わいが特徴の特別本醸造酒は、冷酒からお燗酒まで幅広い温度帯で楽しむことができます。
また、控えめな香りは素材の風味を邪魔することがりませんので、和食はもちろん洋食、中華などのさまざまな料理と相性が良いのも魅力のひとつです。
そこで以下では、特別本醸造酒を美味しく飲むためのおすすめの温度と相性の良い料理についてご紹介します。
飲むときの温度|常温(20℃)~ぬる燗(40℃)がおすすめ
お燗の呼び名 | 温度 (徳利の温度) | 香りと味わい |
ぬる燗(ぬるかん) | 40~45℃(やや温かい) | 香りの輪郭がはっきり感じられる |
人肌燗(ひとはだかん) | 35~40℃(ほんのり温かい) | 味わいが膨らみはじめる |
日向燗(ひなたかん) | 30~35℃(温度を感じない) | ほんのり香味が感じられる |
常温(じょうおん) | 20~25℃(温度を感じない) | お酒本来の香味が感じられる |
純米酒と同様にお燗酒のメージが強い特別本醸造酒ですが、実は冷酒から熱燗まで、幅広い温度帯で楽しむことができます。
- 冷やした特別本醸造酒:10℃~15℃前後(花冷え~涼冷え)
⇒スッキリとしたキレのある味わいが引き立ち軽快な喉越しになる - 温めた特別本醸造酒: 30℃~40℃前後(日向燗~ぬる燗)
⇒お米の香りと味が膨らみ旨味やコクを楽しむことができる
さまざまな温度帯で楽しめる本醸造酒ですが、特徴でもあるスッキリとしたキレのある味わいを楽しむのなら常温(20℃)~ぬる燗(40℃)の温度帯をおすすめします。
サケ丸
関連記事
→お燗酒の作り方|湯煎と電子レンジによる日本酒の温め方のコツとは?
→【日本酒の冷酒】全3種類をご紹介|冷酒の「呼び名」「味わい」は温度によって変わる
相性の良い料理|素材の味を生かした薄味の料理と相性が良い
和食 | 中華 | 洋食 |
・刺身 ・そば ・寿司 ・魚の塩焼き |
・かに玉 ・シュウマイ ・小籠包 ・春巻き |
・ロールキャベツ ・プレーンオムレツ ・スモークサーモン |
本醸造酒と比べてよく磨いた酒米で造られている特別本醸造酒は、上品で透明感のある味わいが特徴です。
そのため、相性の良い料理は味の濃い料理よりも素材の味を生かした薄味の料理とよく合います。
また、特別本醸造酒の中には「吟醸酒」のようなフルーティーな香りを発するものもありますので、食前・食後酒としてお酒単体の香味をお楽しみください。
さやかちゃん
特別本醸造酒の保存方法|日の光と温度変化に注意が必要
特別本醸造酒は、「火入れ」という低温殺菌を貯蔵タンクに入れる直前に1回、出荷前の瓶詰めの直前の1回の合計2回行われています。
そのため、瓶内の酵母や酵素の活動がストップしていて酒質が安定していますので、常温保存することができます。
- 保存方法:常温保存(光の当たらない冷暗所)
- 賞味期限:製造年月日から10ヶ月(開封後は7~10日)
サケ丸
関連記事:
→日本酒の保管で重要な3つのポイント|気を付けたい「光」と「温度」の管理
→日本酒の火入れとは?|生酒・生詰め酒・生貯蔵酒の違いは火入れの「回数」
他の日本酒との違い|製法・精米歩合・醸造アルコールの有無で見分ける
こちらでは、特別本醸造酒と名前が似ている本醸造酒や、特別本醸造酒と同様に「特別」の2文字が付いた特別純米酒との違いについてご紹介します。
特別本醸造酒と本醸造酒の違い|精米歩合に違いがある
特別本醸造酒と本醸造酒の違いは、精米歩合と製法にあります。
- 本醸造酒 ⇒精米歩合70%以下
- 特別本醸造酒 ⇒精米歩合60%以下
特別本醸造酒の精米歩合は60%以下で、本醸造酒よりもよく磨いた酒米を使って酒造りを行っています。
そのため、本醸造酒と比べて雑味が少なく、さらにクリアな味わいに仕上がります。
サケ丸
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特別本醸造酒と特別純米酒の違い|醸造アルコールの有無に違いがある
特別本醸造酒と純米酒の違いは、醸造アルコールの添加の有無にあります。
- 本醸造酒 ⇒米 + 米麹 + 水 + 醸造アルコール
- 純米酒 ⇒米 + 米麹 + 水
本醸造酒には醸造アルコールが添加されていることをご紹介しましたが、純米酒は「米・米麹・水」だけで造られた日本酒です。
そのため、純米酒のほうが米の濃厚な旨味や甘味を堪能することができます。
サケ丸
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以下の記事では、お米の旨味を楽しめる純米酒のおすすめ10選をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ|本醸造酒の魅力を磨き上げた特別本醸造酒をぜひお試しください!
今回は、本醸造酒の上級酒にあたる特別本醸造酒を、日本酒を始めて飲む方や料理のペアリングを重視される女性の方向けに10本ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
特別本醸造酒は以下の2つの要件を満たしたお酒です。
- 精米歩合60%以下であること
- 特別な製法で造られていること
サケ丸
さやかちゃん
本醸造酒と同様に、醸造アルコールの入っている特別本醸造酒は、スッキリとした辛口のタイプが多く、香りは穏やかなのが特徴です。
そのため、料理の素材の味わいを邪魔することがありませんので、食中酒に最適なお酒です。
- 和食:お刺身、冷奴、魚の塩焼き
- 洋食:ロールキャベツ、スモークサーモン
- 中華:春巻き、小籠包、かに玉
サケ丸
また、特別な製法で手間ひまかけて造られた特別本醸造酒は、製法特有の個性的な味わいを楽しむことができます。
- 低温で長期発酵させる
- 醪(もろみ)を絞る際に「木槽しぼり」を採用する
- 無農薬や化学肥料の使用量を抑えて栽培した酒米を使用する
サケ丸
さやかちゃん
お米を丹念に磨き上げ、特別な製法で手間ひまかけて造られた特別本醸造酒は本醸造酒と比べて価格は高め。
そのため、特別な記念日や大切な人へのと贈答品としても最適と言えます。
本記事では、さまざまな魅力が詰まった特別本醸造酒を10本ご紹介させていただきましたので、購入の際の参考にしていただけましたら幸いです。
それではまた!